関西大手私鉄各社の売上高利益率は?

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企業の実力を図るためには、様々な技法が用いられます。

例えば、本業でどれくらい稼いだかを示す売上高や売上総利益、最終的にいくら儲けたのかを示す当期純利益など….

今回は数ある技法の中で、「本業でどれくらい稼げたか」を示す営業利益に重点を当てて見ていきたいと思います。

営業利益とは

よくいわれるのは「主たる活動で、どれくらいの利益(損失)を計上したのか」というもの。

 例えば鉄道ならば電車の運賃収入から電車や駅を運営するための費用、設備などの減価償却費や乗務員などの人件費など諸費用を差し引いたもの。
 つまり、株売買による損益や設備売却などによる収入などが考慮されていない純粋な損益で、企業の実力を評価する1つの手法になっています。

よく教科書やゲーム「A列車で行こう」で目にする損益計算書はこんなカンジだと思います。

売上から原価を引いて売上総利益を求め、さらに人件費などの一般管理費を引くと営業利益が出てきます。

ただ、一部の企業では売上原価と一般管理費を一緒にして売上から減算し、ダイレクトに営業利益を表示している企業もあります。

関西私鉄各社の営業利益は…

関西大手私鉄(阪急阪神HD、京阪HD、近鉄GHD、南海電鉄)の2019年3月期 有価証券報告書より算出してみました。

阪急阪神ホールディングス

この企業の経営理念の1つは「柔軟な発想」らしいです(?)

営業収益(売上高)は7914億円、営業利益は1145億円で利益率は14.5%になります。

京阪ホールディングス

いつの間にか(ごめん)持株会社に移行していた京阪HDの損益計算書。

売上高は3261億円、営業利益は331億円で利益率は10.3%になります。

近鉄グループホールディングス

如何にもデカそうな近鉄GHDは本当にデカくで売上が1兆2369億円と関西私鉄ではトップ。

営業利益は6778億円で利益率は5.5%

南海電鉄

関西大手私鉄では珍しく持株会社に移行していません。勿論メリット、デメリットありますし、その企業にとって最善の選択をしたのでしょう。

売上高は224億円、営業利益は277億円、利益率は12.2%です。

まとめてみた

縦軸に利益率、横軸に売上高を表示しています。

近鉄GHDがずば抜けて高売上高をたたき出しているものの、利益率が4社中最下位。
逆に南海は売上高こそ低いものの、利益率は阪急に次ぐ12%であり、いかに効率よく稼いでいるかが分かります。ただやはり阪急は優等生の模様。

いかがでしょうか、勿論これだけで企業の実力を測れるわけではなく、他にも様々な測定法がありますし、各企業ごとに方針があるため一概に「悪い」とか「良い」とか言えないのではないでしょうか。

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