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京阪ホールディングス、第4四半期において営業赤字

京阪電鉄やひらかたパークを運営する京阪ホールディングスの決算が発表されました。

期末決算は前年比93%の純利益

期末決算は全体で減収となったものの、全体で10%以内の減収幅に収まりました。勿論コロナウイルスや自然災害による影響も受けたようですが、第3四半期までの不動産事業やプレミアムカーの奮闘もあって何とか持ちこたえた感じになっています。

セグメント別営業成績

コロナウイルスなどの影響を受けやすいホテルや観光系の事業があるレジャーサービス事業において大幅減収となっています。因みにひらかたパークは京阪レジャーサービスという会社が運営しており、株主である京阪電気鉄道と同じ運輸業に分類されているようです。

その他事業の収益が爆上げしていますが、京都の四条河原町近くにできた「GOOD NATURE STATION」という商業施設が開業した影響だと思われます。しかし9億2100万の営業損失を計上しています。

京阪の運輸成績

京阪電気鉄道の単体での運輸成績はコロナウイルスの影響で定期外収入、旅客数において減少を見せていますが、ケーブルカーの車体更新やライナー、プレミアムカー、自然災害後の反動もあり全体では前年比99%の514億8100万円の収入となりました。

第4四半期の営業成績

第4四半期の営業成績ですが、やはりコロナウイルスの影響なのか、3億1400万円の営業損失を計上しており、第4四半期の純利益は13億8900万の損失となりました。

運輸業、レジャーサービス業において営業損失

先ほどのようにセグメント別に見てみると、運輸業とレジャーサービス業、その他事業において営業損失を計上しており、そのほかの事業においても50%近くの減収減益となています。レジャーサービス事業の約18億円の営業損失についてはコロナウイルスに加え、施設の改装費も嵩んだとの事です。

定期外旅客において減収

やはりコロナウィルスの影響でしょうか。定期外旅客が10%以上落ち込んでおり全体でも前年比90%の収益、旅客数となりました。
2021年1月頃に3000系プレミアムカーが導入されることが決定した京阪ですが、来年は増収増益に期待したいですね…!

阪急阪神ホールディングス決算発表。国際輸送、エンタテイメントで減収

先日、阪急阪神ホールディングスの決算短信が発表されました。

連結決算は?

営業収益(売上)においては前年比96%の7,625億円となりました。
また、営業利益については前年比83%の951億円、当期純利益は569億円となり、全体的にコロナウイルスや昨年の自然災害の影響を受けて減収となりました。

なお、第4四半期(1/1~3/31)の財務諸表は2億円の経常損失となり、最終的な純利益は35億円の損失となりました。営業損失でなく経常損失なのは意外ですね。

セグメント別の営業成績は…?

次にセグメント別の営業成績になります。阪急阪神HDは情報事業やその他事業など、全部で8事業ありますが、情報通信業、その他事業を除いた6事業のみ取り上げてみました。

旅行事業と国際輸送事業、ホテル事業の営業利益がえらい落ち込んでますが、全体で減収減益となっています。都市交通事業はエキナカ事業の分離もあったので88億円ほどの減収を計上しているようです。
 エンタテイメント、旅行、ホテル事業はコロナウイルスを原因とした減収減益と推測されており、国際輸送事業はまさかの米中貿易摩擦の影響を受けたと補足説明内で言及されていました。 
 元々利益率が高くないホテル事業では営業損失に転落しています。

阪急と阪神の鉄道収益は?

この2社に関しては営業収入と人員が公開されていました。

阪急阪神ともにトータルで見ると大きな減収は発生しておらず、前年比±1%に収まっています。単位の関係上、大きく見えますが阪急は5億800万の減収、阪神は6100万の減収にとどまっています。

第4四半期は減収

第4四半期は阪急が約22億円、阪神は7億円の減収となっており、人員も前年比1100万人の減少となっています。

コロナウイルスによる減収だと思われますが、大阪、近畿圏において本格的な自粛(緊急事態宣言)は4月に入ってからなので、2020年度の第1四半期に影響が出るかもしれませんね。

JR西日本、期末決算短信発表。第4四半期は営業赤字

先日のJR東日本に続いて西日本旅客鉄道(JR西日本)の年度末決算短信が発表されました。

第4四半期の業績は?

まず第4四半期(2020年1/1~3/31)の業績の見てみます。

 連結決算では営業収益(売上)は昨年から約500億円近くの減収となり、営業利益はマイナス305億円という営業損失になりました。

 単体の決算においても営業収益は前年から約400億円近くの減収407億円の営業損失となりました。最終的な損益を表す純利益は269億円の純損失となりました。

運輸業、流通業で営業損失

 セグメント別でみると、不動産業以外は減収となっています。  JR西日本によると 不動産業の増収は販売戸数の増加を理由として挙げていますが、コロナウィルスによるショッピングセンター利用減などが足を引っ張った方になりました。
 コロナの影響を大きく受けた運輸事業、流通事業もあって営業損失215億円となっています。

定期外旅客において大幅減収

運輸収入はJR東日本と同じく定期外収入が大きく落ち込んでおり、これが影響して全体で371億円の減収となりました。

2019年度の業績は…?

最後に、2019年度期末決算(1年を通した業績)を見てみましょう。

なんとか持ち堪えた…のか⁉︎

短信内でも言及されていますが、実は第3四半期までは前年度を超える勢いの収益だったため、連結会計においては営業収益は前年比1.5%減、営業利益は約18%減と大幅減収という訳ではない模様です(勿論減収減益なのは事実ですが)

また、運輸収入ですが在来線の定期外収入がコロナウィルスの影響を受けながら13億円の減収で済んでいるというのは中々凄いかなと。これも第三四半期までの堅実な積み重ねが効いたものと思われます。