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大阪市地下鉄50系製作記⓪

鉄コレから加工中の30系中央線仕様はそろそろ大詰めで、次の製作候補がまだ決まっていないので間合いとして50系キットを組み立てたいと思います。

大阪市地下鉄50系とは

大阪市地下鉄50系とは、1960年から1965年まで、約5年をかけて188両が製造された局内初のM1+M2のユニットカーです。

製造時期によって主に4次車まで区別され、主な相違点としては

1次車(01~27)・・・肩部分にR、C台窓(正面向かい左側)が開閉可能


2次車(28~41)・・・雨樋の位置を下げ、C台窓を固定窓にし、スマートに


3次車(42~66)・・・2次車より戸袋窓の上辺が低くなる。


4次車(67~94)・・・灯具を30系と同類のステンレス製に。

となり、全部で94ユニットも製造されました。登場時は主に御堂筋線と四つ橋線で活躍。そして大阪万博開催直前、30系に追いやられる形で他線区に転用。その際、ATC化改造され、交通局ではおなじみの顔「ウィンク顔」となりました。(因みに他線区といっても転用できるのは谷町、中央、千日前しかないので、全車が森之宮に集結したことになる)

その後、号線カラー制定のため、アッシュグリーンに塗装変更や扉の更新、近鉄直通改造や谷町線の6両化に伴う編入など、様々な改造を受けて最終的には千日前線に集結、平成6年まで活躍しました。

なお、各線区で使用する装置はあるものの、性能は基本的には全て同じらしく、編成の組み換えや線区どうしでの転属は頻繁に行われていたようです。そのため、ラインカラー制定前は共用車(阪急でいう1000系とか9000系とか)の設定もあったとか。

で、そんなパズルのように弄られまくった50系を作るのは結構難しいのです。というのも、なんせ先述の通り組み換えが激しく(しかも2両単位で)ユニットごとに細かな所が異なったりするので大変なのです。

こんな時にとても助かるのが、レイルロード社出版の形式本…なのですが、これでさえ全車追跡できているわけではなく(それでもすごく有難いのは事実)一部推測で作らないといけないのも事実ですが、その辺は目をつぶることにしましょう(笑)

編成の選定

キットの在庫は山ほどあるので、基本的には何でも作れますが、なるべく作りやすい(資料の多いもの)編成を…と考えて半日、中央線の23+38+34編成に決定しました。

忘れないうちに書き出しておきます。1両ごとの写真をみて、外付け引き戸の有無、C台窓の形状などを確認します。

外付け引き戸というのは50系と30系で使われたその名の通り後付けで設置した扉のこと、要は吹き抜防止デスネ。50系は中間に入る先頭に設置するのが原則ですが、今回選定したユニットのうち、5034号車は中間側にもつけていたらしく、もしかしたらこの編成全部についていたのかも…という推測。

で、引っ張り出してきました。バリが少々目立ちますが、成型色がアッシュグリーンだったりと、色々配慮がなされています。

1次車

2次車

お顔

右が1次車用、左が2次車用です。雨樋の位置と窓がちょいと小さいのが特徴的。

屋根上。通風ダクトが特徴的、というかこれしかない。

地下鉄作ってていつも思うのは、屋根上が質素すぎてなんだかなぁ、思うこと。どうしようもないんだけど、上から見下ろすことが多い模型で屋根がクーラーだけなのはちょと味気ないですよね。(本音を言うとパイピングがないから作りやすい)

次回から製作に入っていこうと思います。

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