JR東日本、決算短信発表 鉄道収入を中心に減収 

決算情報
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 先日、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)の2019年度期末決算短信(決算情報の簡易速報版)が発表されました。

期末決算は全体的に大幅減収益

 2019年度期末決算(1年を通して)は赤字決算という訳ではありませんが、今年は最近のコロナウィルス、昨年の台風の影響もあって単体は前年比63%の1,590億、連結決算は前年比67%の1,984億円となりました。

運輸収入も減少

 運輸収入は定期外収入を中心に大幅な減収となり、定期収入において30億程度の増収を見せるものの年間通して前年と比べると約640億円減収の1兆7,928億円となりました。

気になる第4四半期(2020年1/1~3/31)の業績は?

 第1四半期から第3四半期は決算短信において発表されますが、第4四半期(1/1~3/31)は基本的に発表されないので年度末決算から第3四半期までの累計を差し引くことによって求められます。

幸い、JR東日本が発表している第1四半期から第3四半期の決算短信は累計となっていますので、計算は容易にできました。

第4四半期決算

 ご覧の通りコロナウィルスの影響をもろに受けています。特に売上からそれにかかった費用等を引いて求める営業利益が594億円の赤字というのはそもそも儲かっていないということになります。

最終的な損益ですが、単体では545億円の純損失、連結では531億円の純損失となっています。

運輸収入は…

運輸収入も定期収入においてわずかながら増収があるものの、定期外収入は恐ろしい具合の減収となっています。合計で622億円もの減収となっており、鉄道事業が大きな収入源となっているJR東日本においては大打撃になっています。

セグメント別営業利益

最後にセグメント別(運輸、流通サービス、不動産ホテル事業)の営業利益を算出しました。
やはり第4四半期においての運輸事業は赤字状態で、営業損失663億円を計上しています。

いかがでしょうか。固定費を抑えにくい鉄道会社にとって利用客の減少は大打撃となっています。特に鉄道事業に頼っている企業は直ちにということは無いと思いますが、長引くと財政状況悪化という事態に陥る可能性もあるかもしれませんね。

決算情報 経営学部
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コメント

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