昭和97(2022年)年3月25日、森之宮検車場に保存されていた50系5085号車と60系6014号車が緑木車両工場まで陸送されました。
未明、関係者の誘導のもとのっそりと出てきました。
50系は顔が前を向いて輸送されました。なお50系に関しては原型への復元工事に伴って大阪車両工業へ陸送された実績がありますが、それ以来久しぶりの陸送となります。
後ろには60系も!
50系に続いてなんと60系も陸送されました。
60系の復元工事は森之宮で実施された為、森之宮から搬出される光景は初めてになるのではないでしょうか。こちらは顔を後ろにして出てきました。
道路に出た後に点検のため一旦停車します。
5085号車は50系では4次車に当たるのですが、その特徴の一つである屋根の通風ダクト上面が平行に近いというのがはっきり分かりますね。
60系についても限りなく原型に復元されており、前面にはフック、頬紅化(赤色の前面カラー)、側面は帯の撤去とマルコマークの復元が行われています。
道路でみる60系、新鮮ですね。