3月といえば就活が本格化する季節で、採用情報が本格的に解禁される時期でもあります。
去年よりコロナウィルスの影響をもろに受けている鉄道会社ですが、その中でもJR西日本は現業運輸職(駅、運転士コース)の採用を中止、現業技術職と総合職のみ募集と思い切った採用方針が発表されました。
現業職運転士、駅務コースのみ募集中止、その他は採用者数を減らして募集
今回採用を停止したのは現業プロフェッショナル職の中で運転士や駅務のスペシャリストを目指す運輸系という職種。例年数百名という学生を取っていましたが今回は「0」となり、現業技術職(車両、施設などを検査維持して運行を支える仕事)のみ100名程度募集するとの事です。
総合職についても3つの職種系統があるものの全体で約30名と、かなり狭き門となってしまいました。
やっぱり厳しい鉄道会社
勿論このような大幅な採用者数の削減はコロナウィルスによるものと考えるのが自然でしょう。これは多くの鉄道会社にも言えることで、他にも様々な鉄道会社が採用の中止、人数の抑制を行っています。
私の後輩の事でもあるのですが、子供のころからの「運転士」という夢をかなえようとした矢先にそもそも「応募」すらできない状況というのはとても残念な話です。