阪急阪神ホールディングスの中核会社でもある阪急電鉄の決算公告(個別の決算)が掲載されました。
鉄道事業は約6億円の赤字
決算公告によると、2020年度の阪急電鉄の個別決算は26億円の黒字となりましたが、鉄道事業において5億8700万円の赤字となりました。
ここ数年の動向からもわかりますが営業費は毎年760億円程度となっており、鉄道事業の特徴でもある固定資産、費用の多さによるコスト削減の難しさがよくわかります。
その他の事業とは?
阪急”電鉄”と謳っているだけに鉄道事業が主たる事業なのはその通りですが、阪急は他にも梅田エリアを中心とした不動産賃貸や宝塚歌劇団などのエンタテインメント事業を行っています。
不動産事業は阪急阪神不動産と領域が被っていますが、うまく棲み分けできているみたいですね。
因みにホールディングスで採用されると大半の人が上記の中核会社、特に都市交通、不動産、エンタテインメント事業に出向という形で配属されます。