阪急阪神ホールディングスの第2四半期決算が発表されました。
黒字額が増えた!
第1四半期においては47億円の営業利益、32億の純利益を計上していましたが、今回は順調に推移し101億円の営業利益、58億円の純利益と前年度より大幅に改善しました。
セグメント別に見てみる
以前よりコロナウィルスの影響を受けにくい不動産、情報通信、国際輸送においてかろうじで利益をあげ、本業の鉄道事業などを支えているといった状況でしたが今回はエンタテインメントを中心に大幅改善、都市交通事業など赤字部門においても順調に赤字幅が縮小しています。
旅行部門においては収益認識の改訂という会計マジックによって前年度より増収となりましたが、未だ回復の兆しは見えていません。
輸送実績
旅客実績については前年度に比べると定期外旅客が大幅に回復しましたね!
緊急事態宣言も何度か受けていますがなんだか緊急事態宣言のたたき売りの如く発令されたこともあって、緊張感が薄れたこともあってか徐々に回復傾向にはあったみたいです。
しかしこうしてみると定期旅客(通勤通学客)があまり変動しないのが驚きです。
通期予測は?
2021年度の通期予測はコロナ前に比べると減少していますが2020年度と比較すると2,000億増の7400億の収益、120億円の黒字決算を見込んでいます。
やっぱり旅行、ホテル事業は厳しい
セグメント別では旅行、ホテル事業以外のセグメントで黒字化を目指しています。
やはり旅行は今年度は厳しいのでしょうか、早く出かけられるようになると良いですね。