昨日も性懲りもなく床下の資料を集めで撮影していた時に気付いた件について。
この時はこの前運用復帰した2632Fも営業しており、中々の20系日和だったので資料収集もかなり捗りました。
20系は編成ごとに大きな差異が有るわけではないのですが、念には念を入れて…ということで2634Fは台車周りを撮ってました。
….ん?
これを見て違和感を持たれたあなた、重度の大阪メトロ病でございます。特効薬はなさそうですね
この2834号車に使われている台車は恐らく新20系のもの。局内呼称は共にDS-20なので性能的には同じだと推測されますが、見た目は少し異なっており、新20系に使用されている台車はスマートな感じ(伝われ)で外観において微妙に差異が有ります。
参考に新20系の台車はこんなカンジ
一方、20系は履いている同じ呼称であるDS-20はこんなカンジ
形状はよく似ていますが新20系の方は角の処理に丸みを持たせている感じ。対して20系は平面的、ゴツゴツしており局内呼称は同じでも外観が微妙に違う事が分かると思います。そして2834号車が履いている台車が新20系向けのものという事も….。
元の台車は何処へ?
じゃあ元々履いていた20系向けの台車はどこに行ったのか。逆にどこから新20系向けの台車を持ってきたのか。
新20系の廃車は発生していないので、拠出ではなくトレードでしょうか。
新20系からの拝借品だとすると、何れかの新20系が20系の台車を履いている事になります。
何処へ….ということでフォルダを漁ったところ….。
いました
ほんまに履いてるやん。(笑)
履いているのは24系24901号車。恐らく2634編成の台車だと思われます。
理由は全く不明
台車の振替と言えば亀裂だったり脱線といった不具合が思いつきますが今回は同一線内で走る他形式との交換(と思われる)ので不具合の類ではないと思われます。そうなると試験関係なのでしょうか….?
いずれにせよ、特に発表もありませんので真相は闇の中です。
因みに
因みに20系2634編成、24系24601編成は共に2019年中に定期検査を受けていることが確認されております。
また、Twitterにおいての目撃情報についても(私が確認した限りでは)2019年頃。この頃に交換されたのか、若しくはずっと前に交換されたのか….。
謎は深まるばかりですねぇ、、、
コメント
2019年の詳細な検査時期は
いつ頃でしょうか?
もしや同一時期に2編成が
検査を受けていたなら
単なる取り違いの可能性は
無いでしょうか?
コメントありがとうございます。
検査時期につきまして、調査については自身の記録及びSNSにおける検索機能を用いて行っております。
さて、検査時期の詳細についてですが、20系2634編成は2019年5月中旬ごろ、新20系24601編成につきましては2019年3月下旬ごろに検査を出場しております。
以上、検査入場次期が近接していることから台車交換のタイミングとしては最適と考えておりました。なお、取違いの可能性に関しましては、
内部の者ではありませんのであくまでも推測になりますが、その可能性は著しく低いと考えております。そもそも検査時に何度も確認している筈ですし、吊り下げ時、後検査場及び試運転前の点検で気付かないのはかなり不自然です。
また、同等の性能を持ち合わせている台車であろうとも走り装置という重要な部分における”うっかりミス”を3年間もの間放置する訳がないと思われます。以上の事から、意図的な(何等かの意図を持った)台車交換だと思われます。
なお、今回記事においては明言を避けましたが、刊行本OSAKA TRAFFIC LOGに掲載されている24系の写真が24601編成である場合、2009年頃には既に台車が交換されていたことになります(記事上では24601編成である確証がつかめない為、また写真が小さく不鮮明なため不掲載とさせていただいております(限りなく01編成ではありますが…))
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リトルライブラリー
副担当 lemon1030