阪急電鉄は12月17日より本線系統全線でダイヤ改正を行う事を発表しました。
ちょっと規模が大きいので個人的に特筆すべき点を箇条書きにすると…
京都線
10連快急の廃止
快速急行が準特急へ名称変更
快速が急行へ名称変更、加えて西京極停車
京とれいん(6300系)運行取りやめ
(特急、通勤特急、準特急で指定席サービスを検討)
宝塚線
10連の通勤特急廃止
箕面発梅田行き直通普通電車の廃止ェ
神戸線
快速急行が準特急へ名称変更
特急の10両運転取止め
・・・といったところでしょうか。また全線において運転間隔の見直しや増発が行われます。
京とれいん…..
快速急行が準特急に!そして京都線は10連廃止に
特に変化が激しいのは京都線かと思われます。10連快急こと平日では3本運行されている10両編成の快速急行は増結運転を廃止し、さらに快速急行の種別は最近目撃が上がっていた準特急へ名称が変更されることになりました。
これによって特急の名称がつく列車は3種別+京とれいん雅洛となり、後述する指定席サービス導入に向けて整理したものと思われます。
全線に共通する事項みたいですが、女性専用車両は通勤特急に統一するみたいですね。
快速が急行に!
京都線唯一の種別であり、ラッシュアワーにおいては中々の利便性を発揮していた快速ですが、停車駅に西京極を追加し急行へ名称変更するみたいです。
(名前としては)久しぶりの復活になりますね!
京とれいん(6300系)が運行取りやめへ….
ついに引退でしょうか。
今回の改正で京とれいん6300系が受け持つ快速特急Aの運行を取りやめる事が発表されました。
雅洛との併用は?と思われるかもしれませんが、プレスを見る限り新形態の種別一覧では括弧書きで雅洛と書いてありますし十三は全停車の模様なので引退とみていいと思われます。
この車両のみヘッドライトがLEDに交換されていなかったので先は長くない、というのは何となく感じておりましたが、ついに来たか…といった感じですね。
2024年をめどに指定席サービスを導入
冒頭でも少し触れましたが、2024年をめどに京都線において指定席サービスを導入する予定みたいですね。
対象になるのは特急、準特急、通勤特急を予定しており、現在の形態から推測するとラッシュアワーは準特急と通勤特急、昼間は特急が担う事になると考えられます。
また快速急行を赤色幕の準特急にすることで”京都線の赤色幕種別=指定席サービス付き”といった認識を持たせるのが意図なのでしょうか。
京都線のダイヤ改正の内容として、京とれいんが運行取りやめとなるのは少々悲しい点ではあるのですが2024年をめどに阪急ではついに指定席サービスを導入したりと、新しい取り組みに目が離せませんね!
参考文献等
「2022年12月17日(土)初発より阪急全線(神戸線・宝塚線・京都線)でダイヤ改正を実施~2024年に京都線で座席指定サービスを開始します~」阪急電鉄