JR西日本は2021年春より、近畿圏において終電を早めることを発表しました。
参考ページ:2020年8月 社長会見 深夜帯ダイヤの見直し
終電繰り上げの主な理由として以下の理由を挙げています。
・保守の働き手不足。
・深夜帯の利用客が少ない。
・最近はさらに利用客は減った。
としています。また、JR西日本独自の調査によると、「新幹線との接続確保」と「私鉄と同じ程度の時間まで運行」という条件を付けると繰り上げに反対される割合は8%程度になるということです。
以上のことを踏まえて2021年春の実施を予定、10分~30分程度の繰り上げ、約50本列車本数の削減を予定していると発表しています。
高頻度で使う人はそんなにいないらしい
統計情報を見ている限り、現時点で高頻度で終電を使用する人はかなり少ない(4%程度)上に、これからはテレワークが普及するであろうという流れの中では至極当然の事かもしれませんね。
しかし働き手不足と言いながらコロナの影響かプロフェッショナル職の採用予定者数を150人ほど減らしたJR西日本、今後コロナ渦、コロナ後の事業計画が気になりますね。